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大川小学校津波訴訟に思う

10月26日、宮城県、石巻市に14億円の賠償を命じた判決が出た。
昨日(28日)石巻市は控訴の方向という報道を聞いた。

あの、大津波で80名もの人が学校管理下で犠牲になった事件である。
第三者委員会が設置され、検証を実施し、2014年2月に最終報告書を発表した。
市教委が多額の費用をかけ、専門家といわれる人たちが1年かかって作成した報告書は、到底遺族を
納得させる内容ではなかった。
遺族の一部は、だから提訴に踏み切った。

検証委員会と遺族のやりとりなどは「石巻市立大川小学校「事故検証委員会」を検証する」(ポプラ社)
に詳しく書かれているが、人選や論議のプロセスも含めて報告書は検証というにはあまりに不十分な内容だ。

刑法に「業務上過失致死傷罪」というものがある。
刑法第211条「業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、五年以下の懲役若しくは禁錮
又は百万円以下の罰金に処する。重大な過失により人を死傷させた者も、同様とする。」
e0186438_9135964.jpg教員までもが犠牲に
なっているので、さすがにこれを適用するわけにはいかないと思うが。

児童を50分間校庭に待機させて、教員達は何を考え、何を話していたのか・・これが究明されない限り
、この事故の教訓化は難しい。

by anzen-pro | 2016-10-29 09:16

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