世の中、ワールドカップで盛り上がり中、6月18日、痛ましい事故が発生した。野外活動の一環として、浜名湖でカッターボート訓練中、強風でボートが転覆、女子中学生1名が死亡した。いきさつから判断すると、強風注意報が出ている最中に、ボートを出したこと、救援に向かったモーターボートで曳航中にボートが転覆したということらしい。モーターボート運転の「青年の家」の所長さんは救助の経験がなかった。悪天候時の行事では事前に学校長と協議するルールがあったのに、校長はそんな状況を把握してなかった。まさに、

危機管理が全くなっていないことから、学校側の責任は免れない。これは人災でしょう。最近、子供が殺傷されたりする事例が多いことから、学校では生徒に対して、種々の安全教育を行っているらしい。でも、そんなことより、教師や関係者の安全教育が必要だと痛感する。かつて、埼玉県で、プールの排水溝に吸い込まれ、女子児童が死亡した事故があった。あのとき、書類送検されたのは、管理する役所の管理職であった。人の命を預かっているということを重く受け止めなくてはいけないだろう。