すべてが変わった1年前の3.11、今思うこと。
今日は都内での講習で、開始前に全員で黙祷をしました。
太平洋戦争この方、1万5千人を超える命が失われることなどなかったのである。あの、阪神淡路大震災でも犠牲者は6,500人であるのに。
未曾有の大震災から1年たって見えてきたのは、震災、原発に対して右往左往する国家のあまりにお粗末な姿ではなかったのか。
復興も原発問題も遅々として進んでいない。
五木寛之(五木ひろしではない!)は文藝春秋増刊号の中で「国民の民の語源は眼をつぶされた奴隷ということだ」と書いている(。たしかに睡眠の「眠」は目と民からなっている。)
肝心なことは「民には知らしむべからず」なのでしょうなあ。
幸いにも生きている僕らは、何が真実なのか、「不都合な真実」をきちんとつきとめ、自らの判断で事(こと)をなしていかねばならないだろう。
by anzen-pro | 2012-03-11 21:58