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映画「万引き家族」

映画「万引き家族」を観た。カンヌ映画祭で最高賞のパルムドール賞を受賞し、話題になったからこその観客の多さでしょう。現代の多くの日本人には、通常、このての映画はウケません。

極めて社会的な映画です。みんな他人の、疑似家族だが、今の日本で最も家族らしい人たち。決して万引きだけで生活しているわけではなく、同居の他人の老婆の年金と、建設現場の日雇いや工場パートで何とか生活をしている。登場人物は万引きしていても、みんな、愛すべき心優しい人たちです。労災なのに労災保険を適用されなかったり、パートであるがゆえに解雇されたりという差別、そして幼児虐待など、現代社会の矛盾を淡々と描いていきます。

「万引き」のシーンはあっても、「万引き」のお話ではないのです。

俳優は全員よかった。特に安藤サクラは秀逸。子役が大人の俳優を喰ってます。

ぜひ、観て欲しい。



# by anzen-pro | 2018-06-24 00:01

最近の事件に思うことは・・

出張から帰ってテレビをつけたら、総選挙?衆議院解散か?てなわけはない。

AKBだ! どのメンバーもコメントが上手い!見習わなくては・・

三重県の四日市まで仕事で行って来ました。桑名を電車で通過しました。

昨夜のニュースは、静岡県藤枝市に遺棄された女性看護師の車が乗り捨てられてあったのが桑名と報じていた。

なんとも痛ましい事件だ。ネット上で仲間を募り、女性を拉致する手口は2007年8月に名古屋で起きた「闇サイト殺人事件」と同じだ。この時も犯人は3人だった。

そして、止めに入った男性が死亡した新幹線の無差別殺傷事件。10年前の秋葉原の事件がよみがえる。(私はあの事件の前日に、現場近くで仕事をしていた。)

前者も後者も、果たして防ぐ手だてはあるのだろうかと考えると、暗澹たる気持になる。

思うに、犯罪の質が変化している。小説や映画の出来事が現実化しているのに、市民レベルの感覚は昔のままだ。いたいけな子供が殺される事件が起こる。次の日から集団登校が始まるが、

1ヶ月もすればなくなる。女性や子供に防犯ブザーを持たせても、実際の場面では恐怖で使えるはずもない。今回のように車に乗り込まれたら無力だ。現場で、いざという時に非常停止ボタンが押せないことと同じである。

犯罪を抑止するという考え方をとるならば、厳罰しかない。一人殺したら死刑にはならないが、二人なら死刑という裁判所の前例がある限り、この種の犯罪はまた繰り返される。



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# by anzen-pro | 2018-06-17 00:37

「真実はどこにある?」つながり


毎年のことですが、6月のこの時期は各社の安全大会シーズンです。

当社は私も含め各講師が依頼先で講話を担当します。長い長いお付き合いの会社様の本日(6月7日)の大会では、講師紹介の折に、さっぱり更新していない

「所長の部屋」でいじられました。(毎年のことです。)

で、ちょっと書いてみました。

「真実はどこにあるのか?」政治家も、財務省も、あの大学の出来事も、みんな真実は藪の中です。和歌山の77歳の資産家の事件も?でも、これは、犯人がみつかりそうです。

噓がまかり通っています。

トップは責任を取ろうとしない。トップの仕事は責任を取ることなのに。

国民は完全になめられているのでしょう。

「嘘つきは泥棒の始まり」というでしょう。

「こんなことしているよりも重要な法案を通せ」と言う人がいますが、はたして、そのような方々が法案を審議してよいものでしょうかね?


こんな格言があります。

「最強者の理屈がいつも最もよいとされる。」ラ・フォンテーヌ「寓話」


# by anzen-pro | 2018-06-08 00:53

「原理原則」と「蚊帳の外」

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2、3日前の「河北新報」に作家の高村薫が今の政治状況について書いていた。といっても共同通信社の配信記事だと思うが。加計学園や財務省のセクハラ問題など「原理原則」を忘れた政治家や官僚、そしてそれを許している日本国民の不甲斐なさ、この国は末期症状であると。まさにその通りであると思う。

高村薫は社会派のミステリー作家であると同時に言論人でもある。「マークスの山」という作品で直木賞をとった。だいぶ前に映画化され、その後wowwowでもドラマ化された。どちらも観たのだが、ストーリーを忘れており、最近wowwowで最初に映画化されたものが放映されたので、それを録画しておき、たまたま昨日観た。

最初の新聞の話に戻るが、高村は、公文書の管理についても言及していた。日本は敗戦時に戦争の意志決定に係わる全ての文書を廃棄した。そのため、あの戦争を日本はきちんと総括できていないと。

で、「蚊帳の外」とは?これ北朝鮮とアメリカ、韓国の3国の「蚊帳の外」が、わが国という話である。日本国の官房長官はマスコミが使う「蚊帳の外」という言葉はことのほか嫌いらしいと週刊誌が書いていた。

「記憶はわれわれの選ぶものを見せてくれずに、自分の好きなものを見せてくれる」 モンテーニュ

# by anzen-pro | 2018-05-13 20:08

尊敬する人は?と聞かれたら・・・

あけましておめでとうございます。

 今年こそは「所長の部屋」が「開かずの間」にならないよう頑張ります。

 さて、尊敬する人は?と聞かれたら、湯川秀樹や坂本龍馬ではなく、私は迷うことなく、
作詞家の阿久 悠と答えます。
 誰かが言ってました。阿久 悠は歌謡界、特に作詞というジャンルでは手塚治虫のような圧倒的な存在だと。

 昨年は没後10年にあたり、出版物だけでなく、彼の半生を描いたドラマ等も制作されて、
再び注目されるようになりました。

 彼のデビュー作は30歳の時に書いたモップスというグループサウンズの「朝まで待てない」という曲です。
(ボーカルの鈴木ヒロミツは平成19年に亡くなりました。)
それから70歳で亡くなるまで、40年間に書いた曲は5千曲以上、シングル売り上げ枚数6千8百21万枚というから、
驚嘆する以外にありません。

 「北の宿から」も「津軽海峡冬景色」も「ペッパー警部」も「宇宙戦艦ヤマト」も
すべて阿久 悠の作品とは!
 とくに北原ミレイの「ざんげの値打ちもない」という歌は、それまでの歌謡曲の常識を破る
衝撃的な内容でした。

 私は作詞家でも小説家でもありません。市井の人間に過ぎませんが、ジャンルにとらわれない
e0186438_00232912.jpg多くの作品を作らしめた彼の圧倒的な世界観に近づきたいと、ただただ思うだけです。

# by anzen-pro | 2018-01-14 00:25

  

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