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何が正しくて、何が間違いなのか

新年明けましておめでとうございます。
令和4年1月1日元旦の仙台は、大晦日に降った雪で、銀世界となりました。
北陸地方の大雪に比べたら、銀世界はオーバーな表現かもしれません。
関東以南の人が考えているほど、仙台は雪は多くはないです。
今年こそ、コロナが収束(終息)することを願うばかりです。
それにしても、医学がこんなに進歩しても、打ち勝てないとは・・
日本は世界の中で感染者が少ないと言われてきたのは、PCR検査の実施者数が諸外国と
比べて圧倒的に低かったからです。新型オミクロン株の脅威が取り沙汰され始めた昨年
10月頃から民間のPCR検査の機関が続々と出てきた。一昨年、米国やイタリア、オーストラリアのPCR検査者数が人口の40%を超えていたときに、日本は4.4%で一桁違っていた。それもそのはず、PCR検査は信頼性が低いと、政府や専門家が消極的だった。感染者数を減らしたいという意図があったとしか思えない。GOTOトラベルにオリパラと、感染者が増加した要因は多かった。政権は変わったが、過去の政権が行ってきたコロナ対策の数々の過ちを総括した上で、出発するのが筋ではなかったのか。
例えば、国民皆保険という素晴らしい制度や、手厚い医療を誇る日本が、患者に自宅待機や自宅療養をさせる事自体がおかしな話ではなかったか。第二次世界大戦前の日本の話みたいである。

さて、今年は労働安全衛生法が施行されてから50年目にあたります。
労働災害は確実に減少しましたが、労働災害データにカウントされない現場の事故
があります。それは「一人親方」と言われる方達の被災です。彼らは労働者ではないから(事業主)、労働災害にはカウントされないが、実態は労働者と変わらず、報酬も一般作業者と変わらない人達も多い。労働者でないから被災し、死亡しても統計には載らない。これはどうなんだろうか。
世間の何が正しくて、何が間違いなのか 
「自分の眼を持つこと」がいかに大切であるか。改めて年頭に思うのである。

# by anzen-pro | 2022-01-02 00:07

007最新作「NO TIME TO DIE」を観た!

遅ればせながら、007最新作「NO TOME TO DIE」を観た。どうにもつまらなかった。
確かに、愛車アストンマーチンが武器になり、マフラーから忍者のように
まきびしをばら撒いたり、ヘッドランプがマシンガンになったりは楽しいし、Qと呼ばれる武器調達者から支給される武器も、目新しいのだが、しっくりこない。
その訳がわかった。ショーンコネリーが演じた頃の007は、全てが現実離れしていたのだ。しかし、今は、現実の方が映画を超えている。車は自動運転になってきたし、
時計が電話機になる時代だ。万年筆型の超小型カメラなど珍しくもない。
はるか数千キロ離れたアフガニスタン上空から無人機がターゲットにミサイルを的中させることができるし、しかも操縦はアメリカ本土でやっているのだから。
昔と変わったことがもう一つある。武器商人が狙うのが核から細菌兵器に変わってきたことだ。トムクルーズのミッション:インポッシブルもそんな内容だったような。
コロナの時代だ。
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# by anzen-pro | 2021-10-21 22:51

映画「MINAMATA」を観た。

水俣病という公害を世界に知らしめた写真家故ユージン・スミスをモデルにした映画「MINAMATA」を観た。主人公を演じたのは「パイレーツオブカリビアン」の
ジョニー・デップである。
今、当社はアーク溶接の関係で「特定化学物質作業主任者」の講習を数多く実施しているが、実はこの法令は水俣病のような公害問題を契機にできた法令である。
若い受講者の皆さんは、公害問題といっても何のことかわからずじまいでしょう。
高度成長経済の旗印の下で、国民の健康などは犠牲にされて、企業は大きくなってきた。「四日市ぜんそく」や「イタイイタイ病(富山)」などが典型である。

映画「MINAMATA」を観た。_e0186438_19195894.jpg
かつて、有機水銀を含む工場排水を垂れ流し、漁師だけでなく、多くの地域住民を悲惨な目に遭わせた水俣病は、未だ終焉をしていないという。国は認定基準を厳しくして、多くの認定申請者を門前払いにしている。
(9月20日付け日経新聞)

自民党総裁選が終わり、総理大臣が代わる。誰になってもよいが、政治家である前に 人の痛みがわかる人間 であってもらいたい。


# by anzen-pro | 2021-10-01 19:21

コロナに打ち勝つ?Tokyo五輪

明日12日から東京はまた、緊急事態宣言下に入る。オリンピックは11日後である。ここにきて東京の感染者は増加傾向にある。そして福島は無観客での開催となった。

多くの人は思っている。「復興五輪」など取ってつけたようなものであって、本気に被災地のことなど考えてはいないのだと。

21世紀の日本で、医療先進国と言われるこの国で、病院に収容できずに容体が悪化し、自宅で死亡する人がいる。大阪の知事は昨年、「病床トリアージをする」と宣言した。

要するに「命の選択」である。「生存の可能性の低い人」は見殺しにするということである。

こういう状況で五輪をするのでしょうか?そのお金をコロナ対策に回せば、病床は増やせるし、多くの命が救えると思うのは私だけだろうか。

やっていることは「緊急事態宣言での人流の抑制」と「ワクチン頼み」でしかない。


ワクチンも十分あると言っておきながら、職域接種は新規受付停止、ファイザー製のワクチンも来月以降供給が減少する等迷走を続ける日本国。

昨年の2月の段階で、今のような状況は十分に予想された。今、テレビに出ている専門家の方々は、あの当時、「このウイルスは人から人には感染しない」

「すぐに終息するだろう。」と言っていた方々である。発生源の国の言うことを疑いもせずに・・・・

イギリスの首相ポリス・ジョンソンは新型コロナウイルスについて「最初の数週間、数ヶ月は理解していなかった」「違うやりかたができたかも知れない」と反省の弁を述べた。

この国の為政者は、反省という言葉を知らない。

果たして「コロナが打ち勝つTOKYO五輪」とならなければいいが。

# by anzen-pro | 2021-07-12 00:06

「日本人のへそ」を観た

新型コロナ感染症はとどまるところをしらず、猛威を奮っている。宮城県で200人発生の事実に驚愕し、それからは100人を超える数字をなんとなく受け入れてしまう状況になった。
感染の拡大は国民の気の緩みから・・なんてことを言われ、なんら効果的な対策を出すことなく、飲食店の時短営業の「まん防」頼みではどうなることやら。
そもそも、感染ルートをきちんと調査し、感染パターンを明らかにして、国民がどういう行動をとればいいのか明示してもらいたい。お決まりのことだが、為政者は自らの政策を検証することをしない。東京都の感染拡大の原因はGOTOトラベルにあったことは誰もが知っている。

「コロナウイルスは世界的なテロだ」というくらいの認識が日本にあれば、違っていたと思う。ワクチンのことを例に挙げれば(接種券きましたが、ようわかりません!)
日本は欧米からかなり遅れての接種です。国の力を思い知らされます。(ファイザーは、欧米よりも高い価格で日本に売っている)

で、しばらくぶりに観劇。「日本人のへそ」は井上ひさし原作で1969年初演。今回は小池栄子と井上芳雄主演ですが、時代背景が1969年ですから、セリフの内容に若い人はついていけないでしょう。ストーリーは一言で言えないから省略です。舞台は、アメリカで研究された吃音症の治療法が演劇ということで、劇中劇のような形で始まるのだが、井上ひさし自身が吃音症でした。浅草のストリップ劇場でコント作家だった体験を織り交ぜながら、当時の世相と世の矛盾を、楽し悲しい音楽ミュージカルで表現しています。

忘れてならないキャストが朝海ひかるです。彼女は元宝塚トップスター。なんと、私の中学校の後輩ですがな(30年も下ですけど⤵️)
「日本人のへそ」を観た_e0186438_00384842.jpg

# by anzen-pro | 2021-04-12 00:40

  

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